No.178 W124 280E水温計のチェック

いつもの工場はディーラーともコンタクトがあるので水温計のチェックと107℃で動作するアディショナルファンの動作確認をお願いすることに・・・。なんとテスターはその工場にあり速攻テストです。結果は80℃を境に下はマイナス側に上はプラス側に狂い指針はピクピク。水温センサーは交換済みですから後はメータートラブルしかありません。以前の修理は4年保たずにアウトか・・・。あそこはあまり良い仕事をしてくれなかったのかな?メーター修理可能(コンビメーターアッセンブリー交換だとなりに高価です。)でよかった。ついでに油圧センサーも交換することに、そしてサーモも75℃を入れてから約4年経過していたので予防的に交換です。(と、思っていました)冬場中々水温が上がらない(トラブッていたのですね)75℃サーモは東京でもチトつらいか(暖房の温風は許容範囲、温風になるまで純正より時間がかかるなぁ・・・)と79℃サーモを探していたのですが、最近以前から知っている会社に在庫があることを確認していました。ところが・・・

75℃サーモは破壊!

そんなつもりで開けてみたら75℃サーモは破壊していたのです。予防交換どころではありません。この壊れ方は初めての経験でした。水温計が正しければ気が付いたかな?(無理かもです)気が付くべきですよね。

予防的に交換どころか物理的に破壊していたWAHLER製75℃サーモスタット

何時から壊れていたのか?

折れた断面を見れば最近のことではなさそうです。と言うことになるとサーモは常に開きっぱなしですから水温は簡単には上がって来ませんよね。プロがみればその状況がおかしいとすぐに指摘してくれました。今回はサーモも純正87℃に戻すことにしたのです。W124 280Eは全てが純正かOEMになりました。

左WAHLER製75℃サーモスタット右は純正87℃のサーモスタット

いやー20年以上乗っていてそんなことにも気が付かないとはチト恥ずかしいですネ。
サーモ、メーターの水温計トラブルは100パーセント確定ですが、25万キロも使った水温センサーは交換すべき時期ではありましたが、実はまだ活きていたのかも知れませんね。

油圧計センサー交換

一度は交換した記憶があるのですが、記録がはっきりしていません。記録の中の内容不明項目のどこかかも知れませんが2004、2005年辺りの可能性があります。

VDOの油圧計センサー刻印の52/3は何を意味するのか?製造年とすれば2003年の52週目?ですか

107℃で作動するべきアディショナルファン、さてどうでしょう。今の季節まだそこまで気温が上昇しないので実環境での動きは未確認ですが現在とても快調です。
2014.5.19 B記


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