No.177 3月最後のとどめは水温計トラブル

油圧計の針がブレるのはかなり前からで油圧センサーを交換しなければと、思いつつ走行に直接影響があるわけでないので放置していました。最近では燃料計の針も時々ピクピクでしたが、今回は初めて水温計のブレで疲れました。
120℃まで振れる針(中々降りてこない、走行すれば下がってくる)、作動しないアディショナルファン、だったのですが渋滞と言え外気温から考えれば交換の記憶がないメーター用の水温センサーのトラブルかなと考えあまり気にしないように・・・。パワーダウンも無いし針だけが暴走していると自分に言い聞かせながら。(でも気にはなります。)

真っ黒になっていた水温センサーを磨くと正面左の刻印は120℃ maxとあり正面は92W52の刻印。タイヤと同じように解釈すると製造は1992年の52週目(12月後半)と、違うかも知れませんが勝手に読み取りました。W124 280Eは93年6月登録なので辻褄があうかな・・・。他にはパーツナンバーと6-24Vの刻印です。

メーターは燃料計の大ブレで3年数か月前に修理したことがあったので、水温センサーを交換すれば収まるかなと、ご近所で在庫もあったので速攻交換です。
交換して様子を見ていたメカさんに「メーターいじった?」と聞かれました。それは前述の通り。私「はい、やってます。」と・・・。針の振れがおかしいね。確認するためにはディラーの測定器が必要とのことでした。(続く)2014.5.7B記

交換した右の水温センサーはメーターに左はアディショナルファンを作動させるセンサー。カプラーはエンジンハーネスから分岐している。


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No.115 冬の水温計とTURANZA ER300
懸案事項だった75度サーモスタット、1月の東京ではどんな具合か? 暖房の効きはといえばとりあえず問題はないしアクセルを踏み込んでもパワーが上がらない、というような現象も発生してはいませんが、フューエルインジェクションで様々な制御がされている今のクルマにとって、これは当たり前なのでしょうから、水温計を注視する必要はあると思います。オイルダイリューション等が起こってからでは遅いので・・・。 80度までは到達することはありません。サーモどおりの75度あたりでしょうか。 今、水温は80度に達することもなく、サーモどおり75度プラス位の位置に指針は落ち着いています。高速では65~70度位まで下がるのでやや低すぎるのかも。W124 280Eに設定されたサーモスタットの開弁温度87度から見れば90度前後を良しとして設計されているのだろうから低すぎも気になります。冬にはラジエターグリルのカバーをして走る車の様を子供の頃見た記憶がありますが、W124もグリルを少し覆って水温を高めた方が良いかも知れません。ファンカップリングを昨年11月に交換し、能力アップしているでしょうから夏に様子を見て79度サーモ交換を検討です。 昨年末に交換したタイヤTURANZA ER300は・・・。 100キロほど走行後に空気圧も指定より0.1アップの前2.3後ろ2.4で調整して乗っています。静粛性や快適性はカタログ上ではGR9000が上位なのですが、3年3万キロ近く走行したタイヤよりやっぱり新しいTURANZA
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No.178 W124 280E水温計のチェック
いつもの工場はディーラーともコンタクトがあるので水温計のチェックと107℃で動作するアディショナルファンの動作確認をお願いすることに・・・。なんとテスターはその工場にあり速攻テストです。結果は80℃を境に下はマイナス側に上はプラス側に狂い指針はピクピク。水温センサーは交換済みですから後はメータートラブルしかありません。以前の修理は4年保たずにアウトか・・・。あそこはあまり良い仕事をしてくれなかったのかな?メーター修理可能(コンビメーターアッセンブリー交換だとなりに高価です。)でよかった。ついでに油圧センサーも交換することに、そしてサーモも75℃を入れてから約4年経過していたので予防的に交換です。(と、思っていました)冬場中々水温が上がらない(トラブッていたのですね)75℃サーモは東京でもチトつらいか(暖房の温風は許容範囲、温風になるまで純正より時間がかかるなぁ・・・)と79℃サーモを探していたのですが、最近以前から知っている会社に在庫があることを確認していました。ところが・・・ 75℃サーモは破壊! そんなつもりで開けてみたら75℃サーモは破壊していたのです。予防交換どころではありません。この壊れ方は初めての経験でした。水温計が正しければ気が付いたかな?(無理かもです)気が付くべきですよね。 予防的に交換どころか物理的に破壊していたWAHLER製75℃サーモスタット 何時から壊れていたのか? 折れた断面を見れば最近のことではなさそうです。と言うことになるとサーモは常に開きっぱなしですから水温は簡単には上がって来ませんよね。プロがみればその状況がおかしいとすぐに指摘してくれました。今回はサーモも純正87℃に戻すことにしたのです。W124 280Eは全てが純正かOEMになりました。 左WAHLER製75℃サーモスタット右は純正87℃のサーモスタット いやー20年以上乗っていてそんなことにも気が付かないとはチト恥ずかしいですネ。 サーモ、メーターの水温計トラブルは100パーセント確定ですが、25万キロも使った水温センサーは交換すべき時期ではありましたが、実はまだ活きていたのかも知れませんね。 油圧計センサー交換 一度は交換した記憶があるのですが、記録がはっきりしていません。記録の中の内容不明項目のどこかかも知れませんが2004、2005年辺りの可能性があります。 VDOの油圧計センサー刻印の52/3は何を意味するのか?製造年とすれば2003年の52週目?ですか 107℃で作動するべきアディショナルファン、さてどうでしょう。今の季節まだそこまで気温が上昇しないので実環境での動きは未確認ですが現在とても快調です。 2014.5.19 B記
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