
バラバラにされたメーターからオドメーター、トリップメーター部分を撮影。218,811キロです。
6月26日に書きましたが、気になっていた計器指針の暴れを7月11日ようやく修理しました。 満17歳と少々、走行218,811キロで修理となったわけですがVDOのメーターもこの辺りが限界でありました。「メルセデスの電機屋さん」のご厚意でオーバーホールの一部始終に立ち会わせてもらい写真も撮りました。カメラはいつものRICOH GX100もったいなくも?D2Xは近頃防湿庫からお出ましの機会がありません。
水温、燃料、油圧軽などの針の根っこ部分です。 |
分解、清掃そしてコンデンサを交換し動作を確認。 |
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速度計もキレイに清掃しグリスアップ。オドメーターはトリップメーター清掃の際にプラス方向に18キロ分動いて218,829キロになっちゃいました。(巻き戻しではなく、巻プラス?) |
回転計と時計。これは特に異常を感じることは無かったのですがチェック。とても精度の高い時計(バッテリーを外さない限り、只の一度も時計を合わせた記憶がありません。)に絡むコンデンサも予防的に交換しました。 |
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このメーターパネルが、問題児でした。燃料計の指針が今は落ち着いていますが、依然暴れたことがありましたし、水温計がどうも怪しい。油圧計は少しだけピョンです。 |
交換したコンデンサは、外気温計も含め5個。他は清掃グリスアップなどで完了。 |

トラブルの多くは、接点不良やコンデンサ不良とのこと、抵抗は大丈夫のようです。半田付けの怪しげな所は、やり直してコンデンサは交換です。
指針が狂っていても走れないわけではありませんが、特に水温計の指針が高いのは精神衛生上良くありませんし、トリップメーターでおよその燃料の残量は読めるといえど燃料計の針がピョンピョン動くのもねぇ・・・。3ステージ電動ファン装着後100度を超えることは殆ど無かったのですが、電動ファン作動の温度を5度低く設定してもらったのにもかかわらず、指針があまり変化しなかったのが18年目の修理のきっかけです。
外気温計や油圧計はメーター内部だけやっても検知(センサー)部分のパーツもあるので走りながら様子を見ます。電機屋さんのブログによれば電動ファンが劣化してくると、それが原因となりトラブルを引き起こすようですが・・・。 さぁ、あとはミッションですが・・・。都内に名人はいないのかなぁ・・・。 古いW124と付き合うには、たえずリスクが伴います。一難去っても次のトラブルが・・・。 どこまで予防できるか、ですね。

W124 280Eのインストゥルメント・クラスターは17時24分、無事に車に戻り218,829キロからあらたなスタートです。写真の指針はまだエンジンが暖まっていませんので油圧はフル、水温80度前です。
翌日の走行では約90度くらいで安定しています。水温計はメーター指針がプラスへ10度ほど狂っていたようです。
水温、燃料、油圧軽などの針の根っこ部分です。
分解、清掃そしてコンデンサを交換し動作を確認。






























