No.059 ラジエータ、ウインドーウォッシャータンクも交換。


ラジエータ本体、アッパー、ロアーのホースが交換され何事も無かったようにエンジンルームに収まっています。ラジエータ本体に交換日を記載しました。左下に水色が少し見えているのが、共に交換したウオッシャータンクです。

予定日の2日遅れで1月17日にW124が手元に戻ってきました。 交換パーツを外していく中で、追加のパーツが発生したりで 退院の日が延びてしまったという訳です。

ラジエータ交換と共に水回りの点検、交換を依頼していましたがウインドーウォッシャータンクのモーターも交換。 ボンネット上にある水の吹き出し口までのホースも交換しましたが、なんとこのホースにもヒーターラインが通っていますとのこと。
寒い国の標準に脱帽でした。

今回の交換は予防に近いもので、交換したからどうこうなると 言うことではありませんので、ラジエータや関連ホース、 ウォッシャータンクの交換の割には時間が掛かったなぁでした。

新しい車と違って年数を経た車の維持には、音や目視による自己診断と定期検診が欠かせません。路上でストップにならない為にも・・・


BEHRのラジエータ本体、メルセデスに純正品を納めるメーカーです。マークの違いだけで中身は純正品とイコール。2個目のBEHRラジエータです。前回の交換時期は記録に残っていないので時期不明ですが、プラスチックの本体部分にクラックが入り冷却水を足しながら走ったことは記憶にしっかり残っています。
 
ウインドーウォッシャー液のタンクに接続されるホースを交換。タンクも交換なのですが、ここが日本との違い。タンクを頼んだらアッセンブリーかと思えば、細かく各パーツをオーダーするのです。キャップと繋がる板状のプラスチックパーツ、センサーをセットするキャップは前のパーツを流用しています。
 
このコイル状になっているメタルのパイプに冷却水を通し、ウインドーウォッシャー液(水)を暖めウインドーの汚れを落ちやすく、冬期には凍らない様にしているわけです。日本の寒冷地仕様の車はどうなっているのでしょうか?
       

タンク底部にあるモーターも交換しましたが、これもタンク一式ではなく個別オーダーとなります。1994年で製産終了したW124ですが、純正パーツは何年まで確保されているのかなと・・・。
       

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No.063 勢いが復活した280Eのウインドーウォッシャー。
オッと思ったのが、ウインドーウォッシャーです。水の勢いがものすごく変わりました。とにかくパワフルです。新車の時はこうだったのか!!と感激しています。ウォッシャーポンプからも水漏れしていたようですから、おそらく水路のパイプラインも詰まりが多少はあったでしょうし、ポンプも新しくなり新車時の勢いに戻ったのでしょうね。ご多分に漏れずポンプのパイプも触ったらポキッ。状態で交換になったのでした。ラジエターは漏れを早期に交換しただけなので走行上も特に変化無く、強いて言えば水温計の指針は程よい位置にいます。工場の話では、「シリンダーブロックの水抜きプラグからの水漏れがラジエターより多かったくらい。」とのことでした。 工場で写真を撮ってくれていましたのでアップしておきます。コピー用紙に出力した写真をスキャンして掲載します。  
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No.125 ミッション以外は・・・、
すこぶる健康体となった1993年 W124 280E。 燃費は健康のバロメーターでもあると、書いている私ですが正直、判定はとても難しいですね。 イグニッションコイル一つとっても、昨年6月の車検以降の燃費が大きく変化したかと言えば?です。 後方支援でスパークパルスV12-2がフォローしていたとも考えられるし、SSBSのブレーキメンテナンスは100%燃費に貢献していることも事実。これは断言できます。 本当に渋滞は損失を生む、実感です。 地震後のガソリン供給がままならないとき、都内の交通状況は渋滞することも無く快調だったのですが、その時はイグニッションコイルがベストな状態にないにもかかわらず、7.19、7.91km/lを都内のみの走行で記録しています。10モード燃費カタログ値6.9km/lの車がですよ・・・。(渋滞はまさしく経済損失ですね。) エンジンルームをお掃除してみましたが、「あのお方」には逆立ちしてもかないません。 イグニッションコイル交換後の印象は。 ブルンやエンストが無くなったこと(最大の成果であり狙いでした。)は勿論、車がまた軽く転がるようになったことです。(これが普通なのでしょうが、徐々に劣化する能力低下を私のような普通のオジサンは感度が悪くて(不感症?感じ取りにくいものなのです。) じゃぁ燃費は上がるでしょう!・・・。7.4キロ台でした。(都内で6.9km/lのカタログ値を上回るリッパさです。)だから解らない!コイル交換前と比べて7.19より良いけど7.91より悪じゃない。言ってみれば瞬間のデータでは何も言えません。です。 リッターあたり20〜30キロメーターの時代に7キロ台で喜んでいる?立派な変人? こんな車に乗る限り、燃費は3番4番の話で4〜5キロでも良くないけど、いいんです。健康ならば・・・。 頭の悪い子ほど、問題児ほど、可愛いって昔から言うでしょう。親の気持ちです。 アディショナルファンは新品になり、いくら回ってくれても良いのですが中々回りません。 そしてFMCS実はまた、 ファンが作動して欲しい時に作動しない日がありました。 最初にファンの不具合によって溶けた温度ヒューズの件がありましたが、その時にFETをも痛めていたようで、どうやら原因はそのパーツかな?と・・・。 オリジナルの107度で高速側が働き100度まで下げる。という単純な仕事ぶりとは比較にならない水温管理をするFMCS。車の個体差、それぞれのユーザが走る環境、地域差を考慮し個別に設定が可能だという優れものなのですが、地域環境でのデータが4月のタイミングでは不確実なので現在パーツを交換し様子を見ております。 80と数字のレタリングがないバー(100度)の間が水温管理の勝負どころ!ここに神経を使うことがイヤならエンジンから羽の生えていない、現代の車に乗り換えをお薦めです。 割と敏感なW124の水温計。 健康なカップリングファンなら、走行風があたれば5〜10度は簡単に下がるし、逆に渋滞すればすぐに上がると言うことです。神経質に計器を見ることよりもポイントは「100度を超えさせない。」に尽きると思っています。前にも書きましたが純正の水温管理をベースに110度のエマージェンシーは避ける。が狙いです。(いくら熱に強いエンジンと言えど良いわけは無いので・・・。) おそらく85度で管理すると決めたらFMCSは可能でしょう。しかし、非常時にしか働かせない前提の電動補助ファンが仮に常時働くという事態が起これば、オルタネーターの発電量やバッテリーの容量などを見直し変更する必要があるであろうことは、私でも想像できます。そして電動補助ファンの寿命も短くなることも・・・。 渋滞が無く風を受けて走れる状況であれば、改善の必要は無いでしょう。但し、水回りの補器類が健康だという前提ですが・・・。
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No.123 アディショナルファン交換
タイヤのエアーチェック、オイル交換、FMCS設置、イグニッションコイル交換、12番ヒューズホルダー外付けと4月の第2週から立て続きの今年のメンテナンス初めでしたが、このとどめがアディショナルファン不良発覚でした。 たまたま外気温が高い日に水温計が80度を超え、駐車場でのアイドリング時100度に向かっていったのですがアディショナルファン作動せず! メルセデスの電気屋さんに連絡すると、即思い当たることがあったようでとりあえずファンが回るように応急処置をしてもらいました。ファン交換を先行し交換後にFMCSの最終調整という段取りだったのですが、18日には全てを完了しました。 見よい黒々、新品のアディショナルファンだけが黒光りしています。 素人には大変分かりにくいアディショナルファンのトラブル? 応急処置で回転はしますので物理的には何が不良か?なのです。2個のファンの内、片側が不良とのことテスターチェックでモーターが発電機と化している説明を受けます。確かに手で回した程度で、針が振れ発電していることは目視できます。もう1個の方は、ほとんど針は振れません。(まだ大丈夫です。)その発電された交流電圧が悪さをして、システムに組み込まれた温度ヒューズを溶かし不動にしていたようです。 本当は振れてはイケナイ指針、手で回す程度で交流電圧が発生していたのです。なので不良品です。もう1個はほとんど振れませんでした。まだ正常ですが、ファンの交換は手間が大変なので2個同時に交換しちゃいます。 モーターは通電して回転力を得る、電機子が回転して電気を発せさせる発電機とは裏と表。昔のモーター作りの工作とかフレミングの法則の名称を思い出したところでちんぷんかんぷん。 整流子やブラシの磨耗、交流を直流に変換するダイオードなどのトラブルがオルタネータの故障です。エンジンが掛かれば常に動いている場所ですから走行距離に比例して故障(磨耗)するでしょう。 回転するけど交換です? 発電機と比べたらアディショナルファンは極端な話、夏しか働きませんので長持ちしそうです。回っているのに故障です。は、たいへん理解しにくい処なのです。オリジナルのアディショナルファン制御と異なり、電気信号でファンの回転を制御するFMCSは繊細?そのあたりに大きな違いがあるのかなぁと勝手に解釈しちゃいました。(違うだろぅ?)ファンが回転しません。は、大抵冷媒の圧力スイッチや水温センサーの劣化によることの原因が主で本体がトラブル頻度は一体どれくらいなのでしょうか? W124 280Eのアディショナルファンは、約18年227,000キロ無交換ですから寿命と思えばそれで良し!としましょう。確かに交換後の回転は静かで滑らかです。安心です。 さあ、後はミッションですねぇ。 アディショナルファンの交換は、バンパーを始めコンデンサーやラジエターなどを確実な作業の為に外しますので大変そうです。1本のベルトでこれだけプーリがあります。冷却ファン、発電、A/Cコンプレッサー、パワステポンプ、ウオーターポンプ、エアーポンプ等々エンジンも大変ですわ。 エアコンの冷媒も抜けますので134a再充填となります。