No.069 快調W124、そしてSPARK PULSEの調子はどうか?


4月30日も終わろうとする24時209,684キロのオドメーター、342キロになろうとするトリップメーター燃料残量は1/4強、初期に悩まされたハンチングもなく安定したアイドリングの93年式W124 280E。

昨年4月で20万キロに到達したW124も今年の4月末時点では9,684キロ、この1年は1万キロも走らなかったことになる。(入院が多かったことも多少影響)年末に取り付け、4ヶ月間モニターしたSPARK PULSEは12回目の給油が4月20日。現在の計測データは7.11km/Lで昨年の平均データと全く同じ数字が出ている。データ取りに1年間は掛けるつもり。SPARK PULSEを特に燃費向上グッズとは位置づけていないので参考のために取っている燃費データ。 私の場合SSBSのブレーキ整備をしているのでSPARK PULSE 100%の実力は特定不可なのですが、以前書いたように右足のコントロールで燃費は良くなる感触は得ているし、道路が渋らなければ確実に燃費は向上するでしょう。

今回も写真のように342キロ走行で燃料計のゲージはごらん通りです。さて燃費はどう出るか?油圧、水温、アイドリングとも安定しています。 昨年のW124は大病が相次ぎ入退院で大変でしたが、今年は1月に新車から2度目のラジエター漏れを修復、現在ヒーターバルブの鼓動とベルト廻りでプーリのベアリング音が静かな車内で聞こえることが次の修復(交換パーツ)のお知らせかなと言うところ。

良く転がるW124 280E

下り勾配の道路ではアクセルオフの状態で先行車との車間が詰まり、ブレーキを踏まざるを得ない位良く転がります。これは引きずりを減少させるブレーキ整備SSBSの効果が大きいかも知れません。約20%の燃費向上とディスクローターの耐久性向上は体験済み。 SPARK PULSEの使用目的としての快適性は達成しています。おそらくトルクアップ等によっての効果でしょうか。キックダウンでも力強く加速するので右足が働きすぎると燃費はむしろ悪化?するかも。気持ちよく走るために機能的なパーツだけを装着するのが私の流儀。 GWに高速のロングをと思うのですが、いつも以上の渋滞予測には少し引いてしまいます。 まだ計画は未定。


中華街東門、何処で見ても同じ中華街のゲート。クレーバーハンズはこの近くに位置しますが中華街の中ではありませんよ。
 
SPEEDMASTER PROFESSIONALの裏蓋を開けたところ、手持ちのスローシャッターではブレてしまいましたが中々綺麗なもんです。

ところでスピードマスターはやっと修理持ち込みです。

3月5日にゼンマイが切れたMoon watch SPEEDMASTER PROFESSIONAL。 修理の為、横浜市中区に工房を構えるクレーバーハンズに漸く持ち込めた。 裏蓋を開けてザッと見てもらったのだが、ダイヤルの焼け具合に対して中は結構綺麗なものだった。RolexやOMEGAなどの機械式腕時計の修理、オーバーホールを得意とする工房クレーバーハンズに依頼するのは知人の時計1本を含め6回目となる。

山手十番館、ここを背景に車を止めて写真を撮る。とんでもない、狭い道で大迷惑駐車になってしまいますので車の中からパチリです。   根岸のドルフィンのサインです。横浜在住の人に初めてドルフィンに連れて行ってもらってから実に30数年の時が流れてしまいました。

湾岸のトンネルもごらん通り混雑もなくスイスイと、しかしスピードは控えめに。実はこの後が渋滞で大変だったのです。水温計も上昇しました。

パーキングからW124を出し、中華街東門を右手に見ながらクレーバーハンズを後にする。 思えば元町や中華街界隈は、来る機会がなく随分と久しぶりだなぁ・・・と。 港の見える丘公園や山手十番館もすぐそこなんだ。帰りは少し遠回りで帰ることに。 そんな気になるのも車の調子が良い証拠でしょう。(またはヒマなのだ!) 雰囲気の良い建物を背景にW124の写真でも撮ろうかなと走るも道幅が狭く断念。 根岸のドルフィンまで足を伸ばしながらもあきらめてUターン、湾岸で帰路に向かうことに・・・。 風景は何れも、車の中から走行中にシャッターを押しています。勿論液晶画面には集中できませんから適当にシャッターは押しまくり、後で使えるものをチョイスしています。信号待ちなら多少まともな絵が写っています。お手軽GX100にて
2009.04.30 記

混雑の浜崎橋JCTをやっと抜け、開業50周年を迎えたライトアップ中の東京タワーを右手に見ながら93年式W124はゆっくりと走ります。   中々車の写真を撮る機会がありません。スモールライトだけ点灯なのですが、随分明るく見えています。6月には17年目に突入します。

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No.116 燃費!
国産車 低燃費に「?」 朝日新聞1月22日付け夕刊トップ記事のタイトルだが、カタログ表記と実燃費は別物と随分前から言われており、少しでも実燃費に近い表示をしましょうと、記憶する限り10モード、10.15モードと変わってきている。でも、まだかけ離れた数値であると言うユーザの指摘を受け、国交省は新たに実走行により近いとされるJC08モードを採用し、今年4月以降は表記が変わるとのこと。 朝日新聞1月22日付け夕刊の大見出し、国産車 低燃費に「?」カタログ表記の燃費に対し実燃費の達成率が示されていました。 「建て前と本音」? 2010年3月発表のe燃費による実燃費のランキングは、プリウスが21.7km/ℓで1位、アメリカの基準でも1位となる。だがカタログ値は、皆さんご存じの38km/ℓとなっておりカタログ値の達成率は57%で、言っていることの半分チョイでしかない。2位3位のホンダもそれぞれ64%、60%の達成率ユーザにとってほとんど意味のない数値が並ぶことが問題だ。 38km/ℓは国が定めたルールの中でたたき出した数値で決してウソではないのだろうが、仮にプリウスは22km/ℓとカタログ表記しても、現在世界のトップランキングであることは事実。建て前をあまりにも追いすぎて本音とのギャップがありすぎ、日本的なのかなぁ? なぜ専用ドライバーなのか? 記事によれば、メーカーは良い結果を出すためにコンピューターのプログラムを調整していることと専用テストドライバーが運転するからと国交省関係者は分析する。と書かれていた。(答えです) 対し輸入車は1位フィアット500の16.8km/ℓで達成率は88%、2位3位のパンダ、ゴルフは92%、87%となる。海外のメーカーは自国で有利なようにプログラムを組むのだが、選任ドライバーは用意しないので実際の走行と大きな差は生じないとされる。これを読むと燃費はドライバーの腕?に掛かっている。という結論ですね。(乗り手で変わるのが燃費。あたりまえですが)国連では13年を目標に国際的な統一基準を作る動きが出始めたとのことです。 そもそもクルマも道具の一種とすれば、誰が使っても(乗っても)ほとんど同じような結果が出なければおかしいでしょう。何で専用ドライバーなの! ところで18年前の古いW124 280Eの燃費は? 10.15モードよりもっと現実離れしていた10モード表示の時代です。 カタログ値の10モード燃費6.9km/ℓに対し平均6.28km/ℓで達成率は91%(10モード時代でもこの達成率ですしここが肝心です。)となります。その中で最低は4.06km/ℓ最高8.99km/ℓでした。 2002年にSSBSのブレーキ整備施行後のデータは平均7.27km/ℓで達成率は105%となり、最低5.06km/ℓ最高が12.94km/ℓを記録し確実に燃費は改善されました。(燃費はSSBSの整備の本命ではなく副産物なのです。)燃費計測を再開した2007年(1998~2006年は燃費未計測)だけで見ると年間平均燃費は7.96km/ℓとなり26%の燃費向上が確認されたのでした。 同じ個体で同じドライバーが運転しても4.06km/ℓから12.94km/ℓもの幅がある燃費、乗る環境や状況で変化することは常識ですが、それにしても国産車のカタログ値と実燃費の達成率が57~64%とは・・・! 燃費とは・・・。 誰でも良いに越したことはない。M/Tで2、3速を多用すれば悪化するし、A/Tでやたらキックダウンさせるように走っても悪化します。でも運転していて楽しい走りがありますね。そしてクルマの調子を見るバロメーターであったり・・・。燃費、命ならプリウスや軽カーまたは自転車の選択肢があります。 しかし、業務用なら徹底的に追って欲しい燃費。トラックの燃費がリッター50キロなんてなってくれればキット商品の売値は下がりますよね。趣味の場合は自由です。でもリッター2キロの車に乗ったら、他のことで節約して低炭素社会に貢献しなくてはいけません。(お利口さんは)
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No.155 車検の仕上げ
一見無駄なようですが私のW124 280Eは車検が終了してから、ブレーキメンテナンスをそれとは別にSSBSで受けることにしています。 今回は6月の車検からタイミングがずれ1400キロほど走った8月後半にようやくその時間が出来たので点検整備を受けたのですが、ディスクローターのアタリ面が若干よろしくない状況が目視できました。 車検を受けたいつものN自動車には大変失礼な話なのですが、ブレーキに関しては必要最低限の整備でと依頼しておきます。(これがいつものパターンなのです。) さて、SSBSではどんなことをするのでしょうか? 前回車検から19,058kmしか走行していませんからパッドの磨耗などは問題なくクリアしています。今回交換部品は発生しませんのでSSBS基準で言えばパッド交換に準ずる作業内容となりました。N自動車に「最低限で良いよ」と頼んでおいてもキャリパー辺りはパーツクリーナーでキレイに清掃されています。どうやらSSBS基準では必要なグリスまでが除去されてしまう為これは決して丸では無いようですが・・・。と、いうわけでパッドを外しSSBSオリジナルのグリスを塗布しながら組み直します。 このディスクローターは146,000km使い続けている計算になります。ディーラーではおよそ3万キロ前後で交換していました。 足回りが時折ギクシャクしてた感じを伝え、リフトアップのついでに摺動部に潤滑剤を塗布してもらいますが、これが以外と効果ありました。それは改善されましたね。 そして、タイヤの取り付け方もSSBS独自の作法(トルクレンチを使い2回に分けての作業です。)で行われました。私的にはこれでようやく車検終了です。オドメーターも24万キロを迎えていました。 初めて受けたSSBSのブレーキ整備は、2002年1月でオドメーターは138,894kmの時です。 W124 280Eはその後10年で101,106kmを走行、この8月で24万キロに達しました。 フロントのディスクローターは146,000km使い続けている計算になります。 決して安いとは言えないSSBSのブレーキ整備ですが、車が軽くなる、ブレーキフィールが向上、ブレーキダストが簡単にとれる、燃費が向上する、ローターやパッドが減りにくい等の恩恵があって10年10万キロを迎えればおつりがくるでしょう。
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No.141 ブレーキダスト。
このW124 280Eは2002年1月からこびり付くブレーキダストには縁がない。SSBSのブレーキ整備をやってからは、水洗で簡単に取れるしダストの出かたもノーマルに比べ少ないと思う。 苦労してブレーキダストを掃除していた昔のことがウソのようだ。当時もダストの出にくいパッドなどが売られていたが、制動力はどうなるのかな?何て考えると手を出すのもチョットね・・・。この車のパッドも純正ではないけれど磨材の堅さは純正同等のニッシンボーが使われている。「ブレーキおやじ」推薦のパッドです。何を使おうか?なんて悩むとき、ネットは便利ですが信頼できる人からのアドバイスがなによりです。 19年24万キロに向かう老車には信頼できるドクターが欠かせません。 そこそこ走ってもフロントホイールの汚れはこの程度ですし、水洗で簡単に取れます。真っ黒のダストでないのはパッドの違いでしょう。