No.067 乗れ、見れ、さわれ、写真撮れ!

それがキャッチフレーズであるユニークな博物館が、2007年1月に訪ねた 福山自動車時計物館 。普通の博物館の真反対なんです。午前9時オープンの博物館に到着したのは9時半過ぎくらいでまだあまり人が入っていない時刻、ゆっくりと見て、さわって乗ることができたのでした。能宗(のーそー)館長と直接お話ができたことも良い思い出となりました。昭和10年代の車から時計、ラジオ、カメラ等の懐かしい展示物が、所狭しと並びます。大半の車が自走可能状態で整備されていることもすごいし、ボンネットバスは送迎の現役のようです。関東エリア在住だと、チョット行って見ようの距離ではありませんが、機会があれば団塊世代は是非とも!のミュージアムですね。)

中央に1937年ブガッティのレプリカ、右は1963年TR4左に1951年MG-TDなのだがさわって乗れるのだ。後方の棚の中がまたすごい。


棚の中をクローズアップ古い様々なカメラ、モデルカーの箱、ホイールキャップやパーツ類なのだがカメラなんかはひしめきあって並ぶ。


左から1915年T型フォード、1935年ダットサン フェートン1936年ダットサン セダンなのだが、円柱型ポストや掛け時計も懐かしい。福山自動車時計博物館のHPによれば昭和10年当時、フェートンが1,800円セダンは1,900円で庭付きの家が買えるほどの価格だったそうです。

こちらも窓際の電気釜を懐かしく思いながら、車はドイツNSUの SPORT PRINZ1960年式、1959年から67年まで製造されたとのこと。

   

こんなミニチュアモデルカーそしてミシン、機関車など色々展示されていました。


こちら巨大ですが時計のメカです。不具合は必ず直せると館長さんがおっしゃっていました。
 
1954年式プジョー203は懐かしのナンバープレートが、今も現役ですね。
     

日野の現役ボンネットバス。
 
最後に時計台が手入れ中(2007年1月)の福山自動車時計博物館外観。所在地は 広島県福山市北吉津町3-1-22 TEL.084-922-8188山陽自動車道、福山東ICより約15分の位置に。

2010.02.15 記


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