No.040 世界が変わるマクロレンズで遊ぶ

Micro NIKKORの60ミリとRICOH Caplio GX100でピンバッジをデスクの上に置いて撮ってみました。光のあたり方(あて方)で小さなピンバッジの見え方はまるで変わっていきます。

仕事柄スタジオ撮影の立ち会いは多く経験していますが、ライティングが決まるまでが1カットの主な所要時間です。決まれば後は押すだけ。写真を撮る上で、光のコントロールは大きな要素ですね。ここでは固定していますが、絞りで見え方が変化しますし、レンズの選択でもやはり変わってきます。その辺におもしろさを見いだせたら、きっとハマッテいきますよ。

Lite(約14x25mm)とお馴染みBudweiser(約12x32mm)のピンバッジは、お見合い写真のように美人に写りました。(そう思っているのは私だけかな?)Caplio GX100もマクロの世界では頑張っていますね。1対1のフレームでプログラムオート撮影。Nikon D2X+Micro NIKKORはf8絞り優先で。ともに露出補正なしです。フレーミングが良くないですね。(ちゃんとやれば出来ますよ、と言い訳でした。)


ごく普通に撮ったカット。Nikon Micro NIKKOR mm 1/5秒 f8


ちょっと光を変えてのカット。Nikon Micro NIKK 60mm 1/2.5秒 f8


ちょっと光を変えてのカット2。Nikon Micro NIKR 60mm 1/3秒 f8


ちょっと背景を変えてのカット。Nikon Micro NIOR 60mm 2秒 f8


コレは天地をカットしてトリミング。Caplio GX1 1/24秒 f4.4


光があたらないバドの色。上に寄りすぎ。
Caplio GX100 1/64秒 f14.3
 
明るくキレイに光をもらいました。
Caplio GX100 1/5秒 f4.4

Liteにぐっと接近、光るブルーがいいですね。
Caplio GX100 1/7秒 f4.4
 
Liteの全体です。ブルーの所は蝶の羽のように。
Caplio GX100 1/14秒 f4.4

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