No.076 愚痴と期待?

燃費が良いことは歓迎だが、何が楽しいんだか?

新車登録台数のトップを走るのは、このところずっと「プリウス」。 低炭素社会を目指す一地球人として、仮にデザインは好きでなくても乗る、善良で前向きな人、 「補助金でお得だから」と思った人、きっかけは様々だろうが・・・。楽しさなんて求めていないよね。

ところで、プリウスとインサイトは同じハイブリッド車、しかもデザインも価格もほとんど変わらないのに(失礼)ランキングの開きは随分あるようだ。何故かな? 趣味としての車なら、私はどちらも選ばないから、移動道具として考えて見る。 より安心を買うならプリウスがハイブリッド技術の経験が長いし、燃費もいいのかな。と私もプリウスになりそう。(考えて見るほどのことではなかったね)

そうだ!CR-Zがありました。 カタログによれば3モードドライブシステムで、スポーツモードもセレクトでき燃費一辺倒でないところに楽しさがありそう。

CR-Zのカタログより、真俯瞰の姿が意外とキュートですね。

電気自動車元年?

HVからPHVそしてEVとなっていくのは、自然の流れだろうし逆らう理由もない。近未来には、主力になって行くのかも知れないEV(電気自動車)、年内に発売となる日産「リーフ」あたりが、一般ユーザが購入できる現実的な価格帯(でも高価)での最初の1台なのかも知れない。

でも、ほとんどデータのないEVを購入するには少しだけ(たくさんかな?)勇気が必要だ!新薬の実験みたいな気分で・・・。諸問題が解決し安心して電気自動車に乗れる日は、いつになるのでしょうか?

雑誌(active vehicle 2010.9)にはリーフの記事もすでに展開されている。熊倉重春氏がEVなう(サンエイムック)の中でi-MEVを215日間乗ってみて、そのメリット、デメリットを語る記事がありましたが、なるほどねと参考になります。

EVは公用車から始めたら。

低炭素社会を推進するなら公的交通機関や業務用のEV導入を先行(実験的に)することが第一歩。郵便の集配、ガス、電気のサービスカーなど一度にたくさんの距離を走らない業務や住民に喜ばれそうなのが2輪になるが、新聞屋さん。実用的な車体であれば事は足りるしデザインは一番の要素ではないでしょうから・・・。勿論グッドデザインなら大歓迎!(眺める方としても)

1台しか持てない状況の人たちにとっては、充電のインフラ整備や航続距離等々の不安があるうちはまだ射程距離にほど遠いと思える。趣味の車として選択肢が増えるのは、さらに先の先の話だろう。

2台目3台目の車として検討できる羨ましい環境にいる人は、目的別に使い分けることによってEVの導入は比較的容易だと思う。実用一点張りというより遊び心満載の素敵なデザインのEVには少なからず興味を示してくれると思いませんか。

こんな遊び心満載のEV発見!全長2m幅1mに収まる超コンパクトで冷暖房ナシ、屋根ナシが潔い。「SCOOCAR ETE」100Vプラグイン満電(満タン)で約30キロ走行。3台目なら要検討でしょ。大人のオモチャ感覚で!

実は、デモカーに乗って見たんです。いやぁ見られて見られてハズカシや・・・。肝心の走りはと言えば緊張しちゃって・・・音もなく、踏んだらスッとイッチャうんですね。思ったより早いし40〜50km/h位までならストレスもなさそう。機会があればもう少し距離を乗ってみたいと思っています。(初めてのEV体験はあまりにもチョイ乗りだったので)

コンバージョンEVに期待!

個人的には(移動道具より趣味を基軸に)、コンバージョンEVの方がはるかに興味深い。 60年代の魅力的なデザインをまとう、実は電気自動車!なんて考えているだけで楽しい。でも、冷暖房(エアコン)のことって何処までクリアできるのかな?電気食いそうだモン。 その種の車のおつき合いは、ネジ1本までオリジナルという人もいらっしゃるので賛否が分かれるところでもありますが・・・。

去るイベントで撮ったご存じマスタング マッハ1ですが、これがEVだったらなんてね。大きくて重い車体はチョット大変そう。これはもう70年代のデザインですか?一番良い時代だと思っています。昔、一度乗せてもらったことがありましたが、当時はムスタングと呼ばれていました。セリカのLBがコレにデザインイメージが似ていましたね。


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No.059 訳本.comって
当サイトとは一見あまり関係なさそうな「訳本.com」ですが、実は縁あってサイトの制作・運営をサポートしております。 洋書も写真が中心のものは、横文字がダメでも眺めて充分楽しめます。写真のキャプションくらいは読みたいと思いますが、私は辞書を引っ張り出してまでの努力はしていません。本文のテキストが読めたらまた一段と楽しめるのは必至。読みたい本が翻訳されて存在していたら・・・。なんて話から「訳本.com」がスタートしました。現在、車関係は一冊もリストに乗っていないのが寂しいのですが、いずれ登場することを期待しながら応援しています。今は乗り物とは言っても軍用機が中心、時折新聞の記事にもなる最新のテクノロジーが集約されたF22などは、情報が入手しやすい環境にあると思いますが「訳本.com」( http://book.yakubonom.com )に登場する機種は珍しいものばかりです。一例をご紹介しますね。もし興味あったら一度覗いて見て下さい。   LOCKHEED XFV-1
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No.064 築40年とは・・・。
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No.068 W124CEが出庫?
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